「私、りんごアレルギーなんです」
北海道にはこんな人がとても多いことに驚きます。 実はこれシラカバ花粉症のアレルギー。 口腔アレルギー症候群(Oral allegey syndrome : OAS)と呼ばれ、特定の果物や野菜、ナッツ類を食べた時に、口の中、唇、舌、喉の粘膜に起こる痛みや腫れ、痒みなどの症状を生じるものです。
今や花粉症にかかっている国民は5000万人。 実に5人に1人が花粉症であり、花粉症のうちの約2割がOAS。 特にシラカバ花粉症の約半数の人に何らかのOASが見られると言われています。
花粉症のアレルゲンのタンパク質と似通った果物、野菜を食べた時にアレルギー症状が起こる(交差抗原性)といわれ、食後15分から1時間以内に症状が出ますが、胃液などで消化されやすいので症状は軽度なことが多いようです。
ただし、顔面に浮腫を起こしたり咽頭浮腫を起こして呼吸困難になる、アナフィラキシーショックを起こすような重篤な場合もあるので、その場合は救急外来を受診してもらうなどの注意が必要です。
予防策は関連する果物、野菜を極力食べないようにすること。 加熱処理をすると症状が出なくなることもあるそうです。 また抗ヒスタミン剤や経口ステロイド剤などの薬を服用することなどです。
〈シラカバ〉
りんご、キウイ、マンゴー、桃、梨、さくらんぼ、にんじん、セロリ、もやし、アーモンドなど
〈スギ〉
トマトなど
〈ブタクサ〉
メロン、スイカ、バナナ、きゅうり、ズッキーニなど
〈よもぎ〉
メロン、りんご、にんじん、セロリなど
〈カモガヤ〉
オレンジ、スイカ、トマト、ジャガイモなど
【ラテックス・フルーツアレルギー症候群】
ラテックス(ゴムのアレルギー)のある人も果物アレルギーを引き起こしやすいといわれています。 これは「ラテックス・フルーツ症候群」と呼ばれ、キウイ、アボカド、メロン、くり、バナナなどを食べると痒みが出てじんましん、水ぶくれなどのアレルギー症状がでるものです。
ラテックスアレルギーは、ゴム風船や長靴、絆創膏、歯科治療の際のゴム手袋などに触れた際にアレルギー症状を起こすので、医療人の私たち自身、もちろん患者さん自身もアレルギーがないか覚えておく必要があります。
もうすぐ桜の季節ですね。 桜も白樺と同じバラ科です。お花見の際も気をつけた方がいいかもしれません。 またバラ科だけに、薔薇の花でも症状が出る場合があります。 薔薇の花束を贈る際はお相手のアレルギーにも注意しましょう。
〜野菜ソムリエ&デンティストの独り言〜
野菜・果物は身体に必要な栄養素。加熱処理しても摂取出来る栄養素がたくさん含まれています。 りんごはアップルパイに、トマトはカプレーゼとミートソースに、アボカドはマグロのタルタルとアボカドグラタンにアレンジしてみました。 旬の時期に合わせてアレルギーに気をつけながら栄養素を賢く美味しく摂りましょう(^o^)
滝川歯科医院 歯科矯正医 内田 禎子
2017年3月14日(火)、「ご縁紡ぎ大学北海道校プレセミナー」が札幌のかでる2・7にて行われ、参加してきました。
診療終了後、一路札幌へ。 時間が読めるJRにて移動。 徒歩にて会場へ向かいましたが、雪の残る3月の札幌の風はまだまだ冷たい。 今回はNさんの講演会。 しもやんのスイッチを入れた人です。 札幌のしもファミ、Hちゃんも参加との事で席をキープしておいてもらいました。 Hちゃん特等席をありがとう(^o^)/ 開演前ギリギリに到着出来ました!!
今回の主催は高校生。 高校生が500人キャパの有料講演会を開催するって凄い事です。 これもご縁紡ぎ大学の力なのだそう。 この高校生は、対人恐怖症で自己紹介で泣き出したり、人ごみで笑っている人を見ると『自分が笑われている』と被害妄想する。 そんな子だったそうですが、昨年1年間のご縁で大変身。 人前で堂々とお話しする事が出来る様になったのだそうです。 素晴らしい(^o^)
そんなご縁紡ぎ大学北海道第3期が4月から始まります。 当然私は参加します。 皆さんもご縁を紡ぎにきませんか??
2017年3月11日(土)、歯性感染症を考える会総会が大阪にて行われ、参加してきました。
今回、根の治療の勉強を行うべく今週末は大阪。 朝一の便にて久々に関空、そして難波へ。 今回の講習会は、数年前から受講を望んでいた会でしたが、なかなか開催されない会だったので、なんとしてでも行かねばならない状態でした。 結果、『チェアーサイド嫌気性菌培養システム』は非常に有効な根の中の検査治療。 様々な症例を見せて頂き、これから当院での根の治療を進化させるべく、多くを学びたいと思います。
受講後、大阪と言えばDANKという事で、しもファミHさんに会ってきました。 半年ぶりにも関わらず、覚えていてくれた〜〜流石です!! そして、名物『昭和の鉄板ナポリタン』を頂く。 うま〜い(^o^) そして、新たな出会いにも感謝です。
その後東京へ向かうため、今回は久々の深夜バス。 この風体。 かなり厳しい旅でしたが、無事東京駅着。 約束の時間までちょっと時間があったため、早朝の銀ブラ。 途中で、噂の壁広告を発見。 隣の車と比較しても、やっぱり凄い高さ。 改めて、身の引き締まる思いでした。
その後、経済の勉強を無事に終え、I先生と昼食へ。 春を感じながらCOREDO室町を通り初めての「いきなりステーキ」挑戦。 満腹でした〜 o^o^o 自宅に帰るまでの道のりが長く、やはり寝不足気味でしたが、無事帰宅。 充実しまくりの2日間なのでした。
2017年2月26日(日)、㈱ディーアソシエイツ主催のY先生による開業セミナーが東京にて行われ、参加してきました。
木曜の最終便にて帰道。 金曜日、土曜日の診療後再び上京。 いつもの様に新千歳空港の駐車場は残念ながら満車。 ネットで混雑状況発信してくれないだろうか。 高速降りた所に掲示板掲げてくれないだろうか。 と思っていたらあるじゃないですか、駐車場の情報サイト。 しかも予約も可能なんて。 やっと発見出来ました。 調べてみるものですな〜。 さて、この1週間で3度目の東京。 やる気は20代(^o^)v
日曜は、朝一で上野へ。 時間があったため、御徒町で電車を降り久々にアメ横を散歩。 よく訪れていた20年前とはかなり町並みが変わりました。 会場へはまたまた一番乗り。 素晴らしい研修ルーム。 受講生はこれから開業を目指す20代、30代の先生ばかりのなか、またまた最前列を陣取る私なのでした。 3日前のY先生とはちょっと違う語り口。 なるほど、勉強になります。 20世紀歯科医院モデルの問題点と、国が求める歯科医院の形を詳しくご説明下さいました。 これからは、治す医療(治療)と守る医療(予防)の時代。 これから開業を目指す方は、5/21(日)札幌にて開催との事ですので、是非参加し一度お話を伺う事をおススメいたします。
2017年2月23日(木)、ある塾が東京にて開催され、木曜にお休みを頂き参加してきました。
昨年参加したS先生のセミナーにて紹介されていたY先生の塾でしたが、『全国からモンスターが集る会』だと伺っておりまして身を引き締めて出発。 木曜の11:00スタートの会に、全国から集る歯科医師ってどんな人たちなのか?? 新参者の私としては遅刻する訳にもいきませんし、2月の北海道は空路が断たれてしまう事もありますため前日の最終便で東京入り。
当日の朝は一番乗りで会場入りさせて頂きました。 集中して聞くには最前列が一番。 しかし、質問を受けるのも一番前。 ハイリスクハイリターンの席でありますが、あえてその席に行くのが私の定番です。 Y先生にお会いするのは今回初めてで、自分の印象とはちょっと違ったのですが、やはり凄い先生でした。 「今何処に居るのか」 最初に頂いた言葉です。 考え深い言葉です。 ともかく、何でも後回しにしない事が成長の第一歩なのだと痛感しました。 懇親会では質問に対し「なぜそう思う?」と訪ねられ、その後的確なアドバイスを頂きました。 Y先生、ありがとうございました(^o^) 次回も楽しみです。 Y先生をさらに良く知るため、日曜日も再度上京する私なのでありました。
2017年2月9日(木)、同友会空知中央地区会2月例会が植松電機にて行われ、参加して来ました。
今月の例会は、光生舎虹の里ご勤務の理学療法士、Tさんをお招きし、『正しい姿勢を学び、肩こりや腰痛を無くして仕事の効率を上げよう!』というテーマにて実習を交えた講話を行って頂きました。 久々に握力測定や前屈の測定をしましたが、筋力自体はあまり変わっていませんでした。 要するに脂肪が増えただけってことが判明(^o^;) この握力が低下すると(男性26kg、女性17kg未満)、認知症の発生率が2.1倍にもなるのだそうです。 また、講話の中でヒートショックのお話もあり、交通事故で亡くなる方の3倍以上ヒートショックで亡くなる方がいらっしゃるとの事。 特に1月は8月の11倍に達するそうですので、外気との差が大きい北国では特に気をつけないといけないですよね。 お話が非常にお上手で、色々なテストを交えながらアッという間の2時間でした。
昨晩から『これだけ体操』を行い、本日すこぶる快調!! Tさん、ありがとうございます。 是非当院でもセミナーやって下さいね〜(^o^)/
2017年2月5日(日)、北日本口腔インプラント研究会(NIS)の新年交礼会が札幌にて行われ、参加してきました。
毎年楽しみにしているNISの新年交礼会。 今年は飲む気満々でバス移動。 読書の時間がしっかり取れるので、なかなか快適です。 今年の特別講演は、昭和大学歯学部のH先生による『インプラント補綴のトラブル対応とその予防』と題したご講演でした。 ご講演の中で『誤飲と誤嚥』のお話があったので、知識を再確認。 誤飲は、『食物以外の物(特に身体に有害なもの)を誤って飲み込んでしまうこと』で、誤嚥は、『通常なら食道へと送り込まれるはずの食物や唾液などが、何らかの理由で誤って咽頭、気管に入ってしまう状態のこと』です。 診療中に起こるトラブルですので、そうなった時のため週明け月曜日の朝礼にて教えて頂いた診療チェアー上で行える手技を院内シェア。 当院口腔外科専門医のS先生にコメントを頂き、充実した朝礼となりました。
毎年恒例のBINGO大会。 今年の運試しも結果『カニ缶とカレー』のセットをゲットしました(^o^)/
先週の土曜日には、道内の著名な先生と一献。 北海道の歯科界を盛り上げる会の設立ミーティングです。 さぁ、がんばるぞぉ〜〜(^o^)v
滝川歯科医院 インプラント治療は滝川歯科医院にご相談下さい
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