滝川歯科医院

2015年12月6日(日)、第3回 JUC発表会『低侵襲の歯科治療とどう向き合うか』が福岡県の電気ビル共創館にて開催され、参加してきました。

土曜の診療後、一路千歳空港へ。 出発時の滝川は吹雪で飛行機の心配をしつつ高速度道路を走ります。 途中アスファルトが出て来たため一安心。 東京経由で福岡に到着するとやっぱり暖かい。 コートを脱いでも全く寒くありませんでした。

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日曜の会場は、朝から満員御礼。 満席状態で、熱気ムンムン。 今回は低侵襲の歯科治療(MI)がテーマなので、マイクロスコープ等を用いた歯科治療がクローズアップされると考えておりました。 『保存修復治療編』『歯周治療編』『インプラント治療編』の3部構成で、30分ごとの演者交代。 内容も濃い。 エビデンスと、それを踏まえた臨床の構成で素晴らしい発表ばかり。 特に私は『保存修復治療編』から学ぶ事が多く、さらに親友のI先生がランチョンセミナーで、最新の歯科材料(コンポジットレジン)についても詳しく教えてくれました。 I先生の講演は飽きさせない工夫満載。 さすが素晴らしいランチョンセミナーでした(^o^) さらに会場作りにも工夫が。 まずスクリーンが三枚。(メイン、サブ、演者や質問者を映すサード) そして、スタッフの方々がインカムにて情報共有。(私の差し入れに対するお礼がガンガン届く) 何より、業者展示がギュウギュウ詰めの大盛況。(人が集まるから歯科業者も広告を出してくれる) ともかく、内容的にも運営的にも安定した組織充実感を感じました。 「時間軸を考える」が今回学んだキーワード。 来年も参加します(^o^)/

2015年11月、師匠の下川公一先生が書籍『歯科医院の発展とその心技体』を執筆されました。

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早速注文させて頂きました。 早く読みたい!!

12月7日追記:発売は1月となった様です。 出版記念講演会も開催予定です(^o^)

12月19日追記:出版記念講演会(札幌)は4月17日(日)に決まった様です。

・出版記念講演会日程(参加のお申し込みはこちらから)

2月28日(日) 沖縄

 3月27日(日) 東京

 4月17日(日) 札幌

 5月29日(日) 福岡

 6月19日(日) 大阪

 7月24日(日) 高松

2月2日追記:本日書籍が届きました(^o^)

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2015年11月17日(火)、「経営者のための健康管理講座」というタイトルで、同友会の空知中央・深川地区会合同11月例会にて講話を伺って参りました。

講師は西川佳乃先生で、我々中小企業家同友会の仲間であります。 冒頭に『食い改めよ』というメッセージ。 強烈に突き刺さりました。 そして『過食から果食へ』との指導があり、『腸』を酷使しないため、果物と野菜を食べる習慣を取り入れ、経営者が鏡となる様にと教えて頂きました。 そして何より、経営者は自分自身だけの体ではない事を理解する事が重要だと再確認しました。 北海道は悪性腫瘍や精神疾患が多い様です。 今後は私自身の食生活を『食い改める』必要が大ありです(^o^;) 我々歯科医師は『食べる入り口』を管理するのが仕事ですが、入り口を過ぎた後の事も勉強すると、なるほど〜がドンドン増えますね!!

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2015年11月15日(日)、明けて翌日、北日本口腔インプラント研究会の第28回北海道地区臨床コロキウムががホテルさっぽろ芸文館 『旧北海道厚生年金会館』にて開催され、教育講演座長を行って参りました。

今年のテーマは『若きインプラントロジストへの路』でありました。 私もインプラントの臨床がもうすぐ20年。 すでに中堅でありますが、近年の若い歯科医師の皆さんはインプラント治療に消極的です。 先日の講義後の感想でも「インプラント治療は良いものだと再認識できた」という感想をもらいました。 是非今回のコロキウムに参加された若き先生方は、インプラントの素晴らしさを再認識して頂けたと思います。

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朝一の教育講演では座長を勤めました。 演者は大の仲良し佐藤久美子先生。 『インプラント治療を成功に導くkeyword』というタイトルの講演で、内容はずばり「モチベーションアップ」満載。 歯科医院の先生やスタッフのみならず、患者さんのモチベーションまでアップしてしまう佐藤先生のトークに脱帽でした。 新人ママで育児まっ直中、おまけに風邪気味で体調も万全ではない中、素晴らしいご講演を勤めて頂きました。 マルちゃんありがとう(^o^)/

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その後の特別講演の演者は、林美穂先生。 IPOI学会でもいつも大変お世話になっている美穂先生は、『インプラントの役割と経年的変化への対応』と題したご講演でした。 素晴らしい治療をご呈示頂きました。 『師匠』を見つけ、そして付いていく。 そして、残っている歯を残す事にこだわり、経年的変化を知る。 そのために「インプラントの力」を知り最大限に活用する。 私も同じ師匠の元、日々精進しております。 頑張りますp(^o^)q

2015年11月14日(土)、理事として所属する北日本口腔インプラント研究会の創立30周年記念講演会がホテルさっぽろ芸文館 『旧北海道厚生年金会館』にて開催され、院長と共に参加してきました。

記念講演をお願いいたしましたのは、近未来オステオインプラント学会会長の糸瀬正通先生。 「インプラント臨床38年の変遷について」と題した講演を拝聴させて頂きました。 151115.004

やはり、糸瀬先生の臨床経験から導き出された結論とその手技に感激。 今回もメンブレンの使用方法等のヒントを頂き、早速臨床に応用させて頂いております。 今年古稀を迎えられたのですが、いつまでもお若い糸瀬先生の若さの秘訣、それは『ご縁』なのだと確信しました。 糸瀬先生、今後とも変わらぬ御指導、宜しくお願いいたします。
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また懇親会では、創設時のメンバーである院長が乾杯の挨拶を勤めさせて頂きました。 さらに30周年を迎えた北日本口腔インプラント研究会のスライドショーがあり、「歴史あり」を感じさせる内容の写真満載で非常に楽しい会でした。 さぁ、翌日は朝一で座長だ(^o^)

2015年10月31日(土)11月1日(日)、「咬合か果たす役割の大きさを知る」と題した顎咬合学会の北海道支部学術大会に参加してきました。

認定医としての顎咬合学会は、幅広い歯科臨床の勉強には最適の学会で、毎年楽しみにております。 今年の北海道支部は、「噛んで食べることの舞台裏」と「噛んで食べることの表舞台」と題し、それぞれ日本大学歯学部の福本雅彦教授と東京歯科大学の柴原孝彦教授にご講演頂きました。 注目すべきは、数年前から問題視されております骨粗鬆症の治療薬による副作用、BRONJについてでした。 年明け早々に新たな治療指針が発表されるそうで、BRONJからMRONJへと名称が変更され、口腔外科処置までの休薬期間も3ヶ月から2ヶ月になる等です。 ポジションペーパー要チェックですね。

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明けて日曜日は、日本歯科新潟歯学部の小出馨教授による「新・顎咬合学が国民の健康を支える−全身との関わり・診断と構成基準・そして未来−」と題しました講演を拝聴いたしました。

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かみ合わせが全身に与える影響、特に認知症と歯の関わりや、奥歯を抜くと学習能力や記憶力が低下するなど、やはり『歯を大切にする』=健康、すなわち『歯は命』なんですね。 やっぱり咬合学は面白く、そして奥深い!!

2011年に共同で執筆させて頂きました、「ATLASで学ぶ 歯科用コーンビームCT診断のポイント64」が、ついに韓国にて販売されました!!

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当時は平日に福岡へ伺い、打ち合わせをしました。 ご指導頂きながら、頑張って書いた事を思い出します。 こうして自分の文章が日本を飛び出すなんて感動〜(^o^)

 

2015年11月13日(金)、今年も北海道医療大学歯学部のクラウンブリッジ・インプラント補綴学分野非常勤講師として、『口腔インプラント学』の学生講義を行ってきます。(行ってきました:下段へ)

 

口腔インプラント学の概論は、学生向けにかなり単純化したスライドとし、「歯が抜けたままだとどうなるのか?」という事を考えながら、初めて見る治療法に興味を持ってもらえるように構成したプレゼンテーション。 後半は「これから」と題し、学生の間に行って頂きたい事を伝えております。 今年はどんな感想くれるかな。 楽しみです(^o^)/

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という訳で、今年も行ってきました。 講義の感想を頂きましたが、全員からプラスの言葉が貰えたので良かった〜。 学生のうちから今後の社会の事を考える力が身に付くと、歯科界も安泰ですね。 まずは、72時間ルール、自分年表、そして見学からはじめましょう!!

歯の根を治す!!

2015/11/09 21:03

2015年10月23日(金)、岩見沢歯科医師会主催の講演会が岩見沢市生涯学習センター「いわなび」にて開催され参加してきました。

診療終了後、急ぎ岩見沢へ。 今回は、札幌市にてご開業のT先生による「今さら聞けないエンド治療の基礎」と題しましたご講演でした。 エンド治療とは、歯の根の治療の事を示します。 内容的には非常に基本的な事を文献と症例を示しながら説明して下さいまして、私も良い復習になりました。

根の治療は確実に行う事が重要です。 家で例えると基礎工事。 基礎のくい打ち工事に問題があると、建物が傾斜するのと一緒で、歯も長持ちしません。 根の治療は歯の神経を取る事から始まりますが、一番歯に良いのは神経を取らない事です。 虫歯も小さなうちに発見できれば、神経も保存できますし麻酔の注射も必要ありません。 自覚症状が出ない時に、自分で虫歯を発見するのは至難の業です。 なぜなら、初期の虫歯は黒くなっていないから。 ですから我々専門家に定期的にチェックしてもらう「定期検診(メインテナンス)」は、とても重要です。 今、歯科医院への通院は、治療ではなく予防が主流。 痛くなってから行くのではなく、痛くなる前に行くのが歯科医院なのです。

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裕福より幸福(^o^)

2015/11/05 17:56

2015年11月3日(火・祝)、東京の日暮里にて行われたしもやん1Dayセミナーに参加してきました。

11月2日(月)は大学講義終了後、夜の便で東京へ。 実は、○田精密歯研のMさんと食事をする約束をしておりました。 Mさんには父の記事の掲載でお世話になった事もあり、何か恩返しが出来ないものかと模索する中、ある提案を差し上げてきました。 終電ギリギリまで話し合いましたので、実現する様さらに煮詰めブラッシュアップしていきたいと思います。 Mさん、宜しくお願いします(^o^)

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明けて3日、日暮里にて『しもやん1Dayセミナー』受講。 主催者は下川浩二さんという方で、通称しもやん。 何やら良い手帳を作っているとの情報を得て興味を持ち、まずは書籍購入。 とても面白い人生を送っていらっしゃる方だったので、是非会ってみたいと思ったのです。 私の手帳は、大学院時代は1日の患者予約を書き込めるDr手帳、北海道に帰省後は水曜○うでしょうのどうてちょう、さらに講演活動が増えてからは365日書き込めるほ○日手帳を使用しておりました。 しもやんの書籍の文面、そして生き様に興味を持ち、9月にしもやん手帳を購入。 今回、待ちに待った1Dayセミナーを受講、しもやん手帳面白活用術、あなたでも書ける!筆文字講座、意外と簡単!マインドマップ講座、自分発見商売繁盛マーケティング講座とあっという間の8時間を体験してきました。 受講生にも恵まれ、大変充実した1日となりました。 最終便で帰るため、打ち上げでは早送りで絶品の『しもやんお好み焼き』を頂き、ギリギリで羽田空港に到着。 機内では当然爆睡。 新千歳空港に着くと車のフロントガラスが凍結しておりました。 お土産で大量に頂いたしもやん対談CDを聞きながら深夜1時30分帰宅。 帰ってからも興奮冷めやらず、1000日修行1日目開始ではなく0日目開始。 早くしもやんみたいな筆文字書きたいなぁ。 家に帰ると買わなきゃならない物が結構あったので、今晩診療終わりで100円ショップへGOだ〜!! タイトルの「裕福より幸福」は、しもやんがセミナー冒頭に伝えてくれたメッセージ。 身に染み入りました。 しもやん、ありがと〜(^o^)

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