滝川歯科医院
2015年5月7日(木)、同友会の空知中央地区会総会が開催され、参加してきました。
昨年度の活動報告、ならびに今年度の活動方針、活動計画、役員体制の案が承認され、今年度も様々な学びを頂く会となります。 今年の活動テーマも昨年に引き続き、不可能を可能にしていく仲間たち。『0』から『1』を作るために〜今こそ自分を見つめ学び実践し、共に成長しよう〜なりました。
どのような職業も一緒なのだと感じておりますが、我々歯科医師は国家試験合格後から臨床を学び始めます。 そして、歯科医療における技術も材料も機器も日進月歩、日々どんどん更新されております。 ですから、必ず新たな情報を得るために、専門書を読んだり学会や講習会に参加します。 土日に休診の歯科医院が多いのは、その様な講習は土日に開催されるからなのです。 私の30代は、毎週末これら講習の受講に費やされました。 結果、父である院長が行ってきた従来の診療とは違う新しい治療法を行う事も増えてきました。 歯科医師の仲間に、「父親と一緒の診療室で仲良く診療を行う事は難しいのでは?」とよく聞かれます。 実際、親子の歯科医師が同じ診療室で治療を行うと、治療方針に違いが生じ息子が出て行って新規開業というパターンも多い様ですが、当院ではそのような事はありませんでした。 なぜか?? それは、父親が生涯勉強を続けているからだと考えます。 常に新たな情報にアンテナを張り、新たな事を学び、そして実行する事を父は絶えず行っています。
先日の◯ンブリア宮殿にて、同友会の同志である方がこのような事を仰られておりました。 シャッター街が広がる商店街では「黙っていればこの町は無くなる!」、「10年間、同じやり方で、同じ事を続けていくと、みんな消えて無くなるぞ!」、「だからみんなで集まって、学んで、磨きあって、新しい価値を作るんじゃないか!!」と。
諸説によりますと、人は『変化』を嫌う動物なのだそうです。 しかし、残念ながら変化しなければ時代に取り残されてしまい、最後には消えて無くなってしまう。 いきなり全てを『変化』させる必要はないと思います。 自分にとって無理のない範囲での『変化』を繰り返していけば良いのではないでしょうか。

健康への投資

2015/04/28 22:14

2015年4月28日(火)ハッとさせられた記事のご紹介です。

「将来が不安」と考える人は多いのではないでしょうか? 実は私もその一人です。 では、何が不安なのか? ネット検索しますと「自分の老後」「仕事」「貯蓄」「親の介護」「結婚」「出産」「年金」等様々なキーワードが出てきます。

ある記事によりますと、『将来が不安と思う方を対象としたノウハウ本やセミナーはたくさんあります。 しかし、多額の現金を貯えたとしても大きな病気をすれば簡単に吹っ飛んでしまいます。 ノウハウ本やセミナーで紹介される老後のプランは『あなたが健康である』という事を前提として作られているのです。 そう考えると、本当に必要な「人生の投資計画」には仕事を引退した後でも健康な体を維持できる為の投資、その全てを含んだものでなくては現実的に意味がない。 とは思いませんか?』というメッセージ。

この「人生の投資計画」において物差しとなる「寿命」、現在は平均寿命より「平均余命」や「健康年齢」といった考え方が主流ですが、多くの方々が『健康への投資』の重要性に気が付いた時(健康を失った時)には既に遅いという事なのでしょうか。

上記はPRESIDENTの「金持ち老後、貧乏老後」という記事からの抜粋ですが、リタイヤ前にやるべきだった後悔の1番は「歯の定期検診を受ければ良かった」との事。 仕事や子育てを頑張りすぎて、気がついたら歯がボロボロになっていたという方は少なくありません。 失った歯の大切さは、失ってから解るのです。
では、お口の健康を失わないためには?『噛める人はなぜ死ぬまで健康で長生きできるのか?』 以前紹介した記事です。 歯さえあれば何でも噛める。 大切なのは、丈夫な『歯』でしっかり『噛む』こと。 お口の健康は、全身の健康に直結します。 1日3度、1年に1000回以上の食事を楽しく豊かに行うため、自分自身の健康に投資し、心身ともに健康を保ちましょう(^o^)

2015年4月11日(土)・12日(日)、非常勤講師を務めております生体材料工学分野の学会、日本歯科理工学会が仙台にて開催されましたため、東京診療の後に行って参りました。

今回の理工学会は仙台駅前の仙台市情報・産業プラザにて開催。 仙台駅から徒歩2分と立地も最高で、学会の支部学術大会を開催するにも良い施設だなぁと感じました。 今回の一般発表は金属材料の研究発表を多く拝聴しましたが、磁性アタッチメントの親和性の改善チタンに抗菌作用を持たせるなど、まだまだ身体に良い材料の研究は続いております。 会場にて先日の材料の研究者でいらっしゃいます、I教授にご挨拶させていただきました。

仙台は肌寒かったのですが、桜が満開。 帰りの飛行機まで少し時間があったので、桜の名所といわれる榴岡公園から楽天のホームグラウンド、楽天Koboスタジアム宮城まで散歩しました。 ちょうどオリックス戦が行われており、地元は大変盛り上がっておりました(^o^) 日ハム同様、愛されているチームだなぁ。

2015年4月21日(火)内科主治医の先生より、血液検査の結果を伺いました。

結論としましては、私の運動量が足りないとの事で、あるプロテインをプレゼントしていただきました。 運動も再開しました。 さらに、以前読んだ本の中で紹介されていた「フィジカル・アクティビティ」という言葉を思い出しました。 身体活動という意味ですが、簡単に説明すると「日常生活での身体活動の量」という事になります。 現在の40代の身体を動かす総量は、40年前の40代と比較すると40%にまで減っているそうです。 デスクワークが増えたとはいえ、これでは太ってもおかしくない。 そこで、例えばエスカレーターに乗っている間、カカトを上げる。 歩くときは意識的に早歩き等、動作一つ一つを機敏にする事で身体活動の量を増やそうと意識し始めました。 思い立ったら吉日。 頑張ります(o^o^o)

2015年4月1日付けで、今年度も北海道医療大学歯学部の2つの講座より非常勤講師としての委嘱状を頂きました。

毎年学生講義を担当させて頂いておりますが、日々の臨床とは全く違うため、私自身も教える側として大変勉強になります。 現在は、生体材料工学分野(歯科材料)、クラウンブリッジ・インプラント補綴学分野(口腔インプラント)の2講座にて学生教育を担当させて頂いております。 大学の講座に所属する事で、最新の歯科医療情報を頂きながら学ぶ機会を得ています。 最近では、「先生の講義を学生時代に聴きました」と笑顔で挨拶してくれる新人歯科医師方が増えました。 こういった挨拶を頂くという事は、本当に嬉しい(^o^) 自分自身を振り返りますと、学生時代に聴いた講義はインパクトのある内容が頭に残っており、卒後の進路に大きな影響があったと感じています。 私の教え子達が「良い歯科医師」となるべく、頭に残る講義を心がけて行いたいと思います。 先日E教授とお話ししましたが、今年は学生数の多い学年との事。 実習も忙しくなりそうです。 頑張らねば p(^o^)q

オーラル・フレイル』という言葉をご存知でしょうか?

「歯科口腔機能の虚弱」「口腔機能低下症」「要介護性口腔症候群」等の総称です。 簡単に言い換えますと、食べ物を噛むことが出来ない状態や飲み込みが難しい状態になる事です。 そこまでフレイル(虚弱)が進行してしまうと、健全に戻る事がとても難しくなります。 もちろん歯科治療やリハビリをすることによって改善する事は出来ますが、そのまま進行すると介護が必要な状態になってしまいます。

歯を失う → 食べ物が偏る → 咬む筋肉の衰え → 咬めない、飲み込めない → 介護が必要
上記の様に1本の歯を失う事が引き金となり、要介護の状態になってしまうという事です。 歯周病で歯を失うと、軟らかい食べ物を好むようになり、結果偏った食事で栄養のバランスが崩れ、筋力が衰えていきます。 筋力が衰える事で、食べ物を噛むことが出来ない状態や飲み込みが難しい状態になり、介護が必要な身体になってしまいます。 そうならないために早い段階での歯の治療と予防はもちろん、しっかりと食事が噛める様な噛み合わせの治療などがとても大切です。

メタボやロコモと同様に高齢化社会を迎え、今後頻繁に使用される単語になりそうです。 以下、日本歯科医師会のHPより抜粋。

歯周病の治療や歯を失ったときの治療を受けるのはもちろんのこと、滑舌の衰え、食べこぼし、わずかのむせ、噛めない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下を軽視しないことが大切です。この僅かな口の衰えは身体の衰えと大きく関わっています。 日本歯科医師会は、オーラル・フレイルの予防という新たな考え方を示し、健康長寿をサポートしてまいります。

いい歯で健康長生き(^o^)

2015年4月4日(土)・5日(日)、下川公一臨床セミナー9期生の同期が集結、大阪のハービスプラザにて下川先生をお招きし、臨床報告並びに近況報告を行う同期会が行われ参加してきました。

昨年は山口県で開催でしたが、今年は関西ご出身の4名が幹事を引き受けて下さいました。 土曜診療後、急ぎ羽田空港へ。 大阪は暖かいのでコートはいらないかなぁと感じながらの運転でしたが、この時期は新千歳空港の駐車場が大渋滞。 大きなキャリーバックをお持ちのご家族でいっぱいです。 何とかギリギリで飛行機に乗る事が出来ましたが、雪道以外でもやっぱり時間の余裕が必要でした。 大阪は桜が満開なのに、残念ながら雨。 暖かいを通り越して蒸し暑い。 土曜の夜は懇親会。 神奈川のH先生は、懇親会だけのために大阪まで来て下さいました。 懇親会では恒例の近況報告。 皆さん役者揃いで大盛り上がり。 いやいや凄い先生たちばかりで、本当に9期で良かったと改めて感激。 風邪気味だった事もありまして、早々とホテルで就寝しましたが、夜桜はキレイでした。 うどん食べたかったなぁ。 翌日は早朝より9期生3名の先生から症例報告があり、そのプレゼンテーションに対し、下川先生より的確であり厳しくも暖かいコメントを頂きます。 やはり下川先生は『目』が違います。 3名の先生方のそれぞれの報告が素晴らしかったので、更なるやる気を頂きました。 K先生、T先生、H先生、ありがとうございました。 その後下川先生に総括講演「全身と咬合 −適正な下顎位を求めて−」を頂き、毎回進化される下川先生のご講演は何度見ても勉強になります。 キーワードは『ナチュラルリラックススマイル』(^o^) お忙しい中、本当にありがとうございました。 来年は関東(^o^)/

2015年3月25日(火)、お菓子のほんださんにおきまして、同友会の中空知地区例会を開催、参加してきました。

一昨年も経験させて頂きましたお菓子作りを体験。 今年は何とホールケーキを作るって言うじゃないですか!(^o^)! 3段に切り分けられたスポンジケーキの断面にクリームを薄く伸ばし、スライスしたイチゴをまんべんなく並べます。 なぜ、この時のスライスしたイチゴを重ねてはいけないのか?? この答えは、是非お菓子のほんださんで「シェフズラボ」を体験され、質問してみてはいかがでしょうか?(^o^)/ さらにスポンジを重ね外側にもクリームを塗って行きます。 回転台の上にスポンジを乗せ、クルクル回しながらスパチュラ(へら状のクリームを塗る器具)で生クリームを塗る。 歯科用スパチュラと大きさ比較すると3倍位ありますが、これが意外とキレイに仕上げるのは難しい。 そしてクリームとフルーツ、そしてチョコでお絵かきしたビスケットを使ったデコレーションへ。 実際に体験すると『職人の技』を実感いたします。 我々歯科医師も他業種よりヒントを頂く、いわゆる『職人の技』から学ぶべき点は非常に多いのです。

売り物には到底及びませんけれども、素材が美味しいので大変美味しく頂きました。 まさに経験した事の無い貴重な体験。 20名程の参加者を、お菓子のほんだスタッフのみなさんが笑顔で、そして手際よくご指導くださいました。 無精な私は当然お菓子作りをした事がありませんが、前回はお菓子の家、そして今回はホールケーキ作りと、子供の頃の憧れを体験する事が出来ました。 『上手いですねぇ』と煽てられながら、やっぱり童心に戻って楽しんでいる。 そんな素敵な時間を与えて下さったお菓子のほんだの皆さん、本当にありがとうございました(^o^)/

ヨセミテ国立公園

2015/03/27 11:51

SFの休日、ヨセミテ国立公園へ

風がなければ、さらに美しい写真が撮れたのではと。 自然を体で感じる事の出来る素晴らしい所でした。 また行きたいなぁ!!

北アメリカで一番落差(739m)のあるヨセミテ滝。 アッパーフォールFall (436m) と、ローワーフォール(97m) 、そしてその間のカスケード(206m) の3段からなり、その美しさに圧倒されます。

この写真の中に、アニメのキャラクターが隠れています。 わかりますか? 機会があれば是非ご自身の目でお確かめください(^o^)

2015年3月12日(木)〜3月16日(月)、AO(Academy of Osseointegration)という学会が、アメリカ西海岸のサンフランシスコ(SF)にて行われ、参加して来ました。

この学会は、全世界のインプラント専門医が一同に会するインプラント学会で、昨年はシアトルで開催。 今回は、いつも大変お世話になっている福岡県のM先生を中心に10名程での参加です。 私は千葉県のW先生に同行させて頂きました。

以下、忘備録的に。(いつもながら長文注意)

海外への移動時は時差に負けないため様々な工夫をいたします。 3泊5日の強行スケジュールですが、今回も徹夜作戦決行。 前日の同友会から戻り、出発の準備に取りかかりました。 いつもの様にギリギリ(^o^;) 時差のある海外への渡航の際は、前日徹夜し飛行機の中で出来るだけ眠るのが私の戦略です。 朝礼後、雪の影響を考慮し1本早め9時半発のJRにて出発。 大きな荷物持参なので、時間に余裕がある時は車よりもJRが楽ですね。 空港は前日欠航便の影響で平日にも関わらず混雑気味。 成田空港へは5分遅れで到着。 国際線乗り継ぎの際、簡易型の自動出国手続きが出来る様に事前登録するつもりでしたが、国内→国際線乗り継ぎ口では登録出来ない事が判明。 今回ご一緒させて頂くW先生とH先生にラウンジで合流。 行きのフライトは9時間、帰りは11時間。 何れにしても長旅です。 今回機内では往復で6本の映画を見ました。(あまり寝れなかった) 最近ゆっくり映画鑑賞出来なかったので、ゆっくり、そして考え深く見る事が出来ました。 それにしても、高い所飛んでます。

SFへは、定刻の12日(木)10時半に到着。 西海岸へは初めてという事もあり、到着して感じた事は、本当に空が青く雲が高い!! 今回の宿泊ホテルは学会会場の隣。 さすがW先生のチョイス。 チェックインの後、M先生たちと合流。 学会の参加登録後に早速講演を聴講、展示会場にて最新の医療機器や材料のチェックをしました。 学会誌の巻頭には、ブローネマルク教授の追悼文が掲載されておりました。

学会会場内は、とにかくスクリーンが広い。 横長のスクリーンが視覚的に圧倒してきます。 ただ、大きすぎて私は目が疲れます。 映画を最前列で見ている感じ。 日本の学会では最前列を陣取る私ですが、巨大スクリーンの場合、出来るだ中央の後方がいい感じでした。 当然英語の講演なのですべて聞き取る事は難しい。 でも、スライドを見ているだけでかなりの理解出来ます。 来年はサンディエゴでの開催との事。

夕食は、フィッシャーマンズワーフへ。 やはりアメリカ、ステーキ、そしてシーフード。 クラムチャウダーは、スープと言うより魚介クリーム。 具が多いったらありません。 最近ステーキを食べていなかったので、がっちり満腹(^o^)。

早朝散策すると、SFは坂の町。 ファインダー越しの景色が本当に美しい。 ゆっくり散策したかったので、是非再来しようと思います。 出来れば49ersの新しいスタジアムで、アメフト参戦してみたいなぁ。 アルカトラズ島も見えました。 クリントイーストウッド主演の映画「アルカトラズからの脱出」は何度も見ました。

フィッシャーマンズワーフ付近の町中で、ヌーディストサイクリング集団に遭遇。 20名程で全裸の老若男女が自転車に乗り迫ってきます。 目のやり場に困りました。 流石自由の国アメリカ。 SF在住の友人曰く「生まれたままの姿が一番だよ」という集団なのだそうです。 宗教とは違うのでしょうが、日本人には理解しがたい方々、まさに未知との遭遇でした。 それにしても、ベイブリッジやゴールデンゲートブリッジは、カリフォルニアの空に映えます。

帰りの便も、定刻出発。 機内食でのラーメンが美味。 やはり私はB級グルメ派なんだなぁ。 2時間程の睡眠でしたが、充実した機内でした。 定時で帰国(流石ANA、台湾の時とは大違い)後、簡易型の自動出国手続きに再チャレンジ。 5分程で無事終了。 成田からの便では、H海道歯科産業のIさん、当院Y先生に遭遇。 それぞれドイツ、ボストンに行っていらっしゃったとの事。 後日談にて、IADRボストン行きであったY田先生達の便は吹雪で欠航し、2日遅れで出発されたとか。 中には、新千歳空港の会議室で一夜を過ごしていた先生もいらっしゃったらしい。 天候には勝てません。 成田発羽田行きの出発が遅れ、ウトウトしているとCAさんがお声がけ下さいました。 個人差があるにせよ、時差ボケ解消にはこまめに寝るのがコツだそうです。 お心使いに感謝。 到着が遅れたため予約していたJRに乗れず、結局24時自宅着。 長い旅でしたが、大変充実しておりました。 私の不在中、頑張ってくれたスタッフ達に感謝。 いつもありがとう(^o^) みんなにお土産で買って来たミント味のタブレットは、アメリカンで刺激的な味だった様で(笑)

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