2015年3月11日(水)、「継承」をテーマに「金融機関による事業継承セミナー」を同友会の中空知地区例会にて開催、参加してきました。
診療後、地吹雪の中赤平へ。 現在、空知中央地区では若い会員が多く、事業継承を控えている方も在籍しております。 そこで今回は、H洋銀行のT橋さんを講師にお招きし「自社株の承継対策は万全ですか?〜事例で見る事業承継のポイント〜」と題しました講演を行って頂きました。 当院は医療機関でありますが、今後の承継に関しまして、非常に多くの学びを得る事が出来ました。 T橋さん、ありがとうございました。
また、当日は植松専務のFaceBook繋がりで全道から参加者が集まり、遠くは帯広よりK林君という今後有望な青年が参加してくれました。 K林君の将来に幸あれ(^o^)/ 懇親会が12時近くまで進み、帰路はホワイトアウト状態でした。 さぁ、明日からサンフランシスコ。 徹夜で準備です!!
2015年2月23日(月)、診療後に行うちょっとした実験、10年ぶりにハマっております。(10年前は新しいインプラント専用の接着剤の研究をしておりました)
これで結果が出ると、ますます臨床が面白くなりそうです!! 上水塾の皆様はご理解頂けるかと (^o^)
2015年2月9日(土)・10日(日)、第6回上水塾が福岡の博多メディカル専門学校にて行われ参加してきました。
土曜日、朝4時に起床し一路福岡へ。 夜明け前の高速道路にて千歳空港、始発の便に飛び乗り東京経由で福岡空港に向かいます。 新千歳→福岡の直行便もあるのですが、残念ながら時間が合わずにほとんど乗った事がありません。 10分遅れで福岡空港着。 本会は遅刻厳禁!! 急ぎ会場となります『博多メディカル専門学校』へ向かいます。 初めて伺いましたが、空港からも近く博多駅から一駅で、キレイな校舎と会場の設備、規模も素晴らしい。 開始5分前に到着できました。
第6回を迎える上水塾は、福岡県福津市御開業M先生主催「歯周治療・外科・部分矯正5ヶ月集中セミナー」卒業生のフォローアップを行なうために発足した「塾」であります。 今回は、13名の卒業生が2日間に渡り症例発表して下さる検討会を開催。 発表されます先生方は、歯周外科、再生療法、インプラント、それぞれの手技を塾長であるM先生に確認して頂き、適切なアドバイスを頂戴します。 岡山県ご開業T先生のご発表から、久々にゾクゾクする臨床のヒントを頂きました。 早く大学で実験してみたい(^o^) 土曜日の〆はコースインストラクターのH先生のご講演。 素晴らしいご講演、さすが歯周病学会指導医。 我々がセミナー受講時に聞き逃したであろう、基礎であるけれども難易度の高いポイントを臨床例を交えて丁寧に講演して下さいました。 懇親会も、もつ鍋を囲んでずっと大笑い。 2次会では幹事のF先生、DHインストラクターのSさんと懇親を深めました。 集まった皆さんは、全員M先生の大ファンでもありますのですぐに仲良し(^o^)v 日曜の午後は塾長の総括講演。 直前までスライドを入れ替え、講演内容を参加者にあわせて下さるお姿を拝見し、改めて尊敬しました。 塾長からは世界の最前線である新たな再生療法の手技、コンセプトを教えて頂き、思い当たる症例で早速実践しようと心に決めました!!
帰りは福岡も雪がちらほら。 飛行機も条件付きの運行でしたが無事北海道着。 千歳は雨でした。 改めて日本は広いし、北海道が特別寒い訳ではないんだなぁと実感。 とっても良い週末でした。
2015年2月1日(日)、北日本口腔インプラント研究会(NIS)の新春講演会が東京ドームホテル札幌にて行われ、参加してきました。
今週末は荒れた天候になりそうでしたため、土曜の夜に札幌入り。 バス移動を選んだため、ゆっくり読書が出来ました。 日曜は札幌市内も朝から風が強く冷たい。 NISの新年会は大通りに面したホテルで毎年行われ、この時期は雪祭りの準備も進み、雪像が立ち並んでおります。 NISの会は皆さん和気あいあいの雰囲気なので、毎回楽しみに参加しております。 今年の新春講演は、北海道医療大学歯科麻酔学分野のK先生に「これで完璧!歯科インプラント手術のための局所麻酔テクニックで安心・無痛の手術を推進」と題しましたご講演をお願いいたしました。
今回は、局所麻酔における推奨スキルや、全身偶発症の主な特徴等を簡潔にわかりやすく教えて下さいました。 また、言葉を上手くチョイスするだけで患者の皆様に対する痛みを緩和できるテクニック等もご教授頂き、非常に勉強になりました。 K先生、ありがとうございました。
帰りの時間には札幌市内が猛吹雪。 高速度道路も一部通行止めで、高速バスは結局いつもの倍の時間がかかりましたが、こんな時は読書に限りますね。 必ず鞄には2冊の本を忍ばせております(^o^)v
2015年1月24日(土)25日(日)、近未来オステオインプラント(IPOI)学会 北海道支部の新春講演会が阿寒のあかん遊久の里鶴雅にて行われ、台湾研修報告を行って参りました。
土曜日の診療後、一路阿寒湖へ。 今回は都合により車での移動。 久々に6時間の運転となりましたが、夕刻無事到着。 冬の阿寒湖は夏とは違い、湖上にワカサギ釣り用のテントが並んでおり、天気も良かったため絶景でした。 今回は全道各地よりご参加くださった支部会員の皆様とゆっくり温泉を楽しみ、そしてさらに懇親を深めたのでありました。 懇親会では、昨年末の台湾研修の報告を行わせて頂きましたが、やはり参加された皆さんも満足度の高い研修だった様です。 大盛り上がりの先生方、遅い方は3次会までお付き合い頂きました。 キーワードは「タイムマシーン」でしょうか(笑)
明けて日曜日、朝9時からの講演会スタート。 今回は「インプラント補綴とCAD/CAMの現状と展望」と題しました講演を北海道医療大学の越智守生教授にお願いいたしました。 今後のインプラント補綴はデジタルテクノロジーがどんどん進化すると思われますが、歯科技工技術のいわゆる『匠』の技と、デジタル技術が今後は融合しながら進化すると仰られておりました。 また、CAD/CAMでの補綴物は、歯科技工の技術でのカバーが期待できないため、よりシビアなテクニックが必要だとの事。 我々歯科医師の技術向上も必須です。 補綴専門医、そしてインプラント専門医として、精進いたします。 越智先生にはいつも大変お世話になっておりますが、今回もお忙しいところ本当にありがとうございました。
帰路は途中できれいな雪景色をカメラ撮影しつつ、お気に入りの丸瀬布温泉に立ち寄り、ゆっくりと安全運転で帰宅。 有意義な週末でした(^o^)
2014年12月27日(土)は大掃除。 今年1年頑張ってくれた診療室に、気持ちをこめての3S(整理・整頓・清掃)。 その後、新人歓迎会、歓送会、望年会を開催 (^o^)/
2014年も、発表や講演など大変充実した1年となりました。 下記のプレゼンテーションファイル(動画や写真等)と、勉強会での発表や院内プレゼンテーション、ラジオ番組や検診用ファイル等、年末に向けPCの大掃除も行なっております。
北海道 第10期 実践インプラント ハンズオン4ヶ月コース①
北海道 第10期 実践インプラント ハンズオン4ヶ月コース②
北海道 第10期 実践インプラント ハンズオン4ヶ月コース④
京セラコロキウムin 2014 これからのインプラント治療を考える〜過去の症例から学び 新技術の可能性を探る
北日本口腔インプラント研究会 日本口腔インプラント学会認定講習会
日本口腔インプラント学会 第34回東北・北海道支部 学術大会
今年の軌跡を振り返り、改めて発表の機会を与えて頂ける事に感謝。 来年は年始に後厄が終わりますので、これからの人生にとって大切な一歩を踏み出そうと思います。
2014年12月19日(金)〜12月22日(月)、近未来オステオインプラント(IPOI)学会主催の台湾研修『2014 Hands-on Course』が台湾の台中にあります台湾秀傳紀念醫院 aits ircad Taiwanにて行われ、北海道支部会員13名とともに参加してきました。 素晴らしい研修に参加出来た事が幸せです(^o^)v
近未来オステオインプラント学会は、2年ごとに○シガン大学での研修を開催しておりましたが、遠方などの理由によりI会長が中心となり、他の研修先を検討して頂きました結果、台湾に素晴らしい外科研修施設があるとの事で、そちらでの同様の研修を企画してくださいました。
○シガン研修と比較すると、台湾までの「近さ」は魅力的です。 ところが、結局は『○シガンの方が近いじゃん!!』といった移動となるのです。(長文注意)
けたたましく部屋の電話が鳴ります。 6時7分、モーニングコールで起床。 目を瞑った瞬間に起こされた感じで、頭が働きません。 急ぎ朝食をとり、7:00ホテルを出発。 研修施設の aits ircad Taiwanまでは、バスで40分程。 到着したその施設は、台湾西海岸沿いの埋め立て地の様な場所にあり、周りには風力発電のプロペラがいくつも回っています。 ウエルカムボードも巨大!!
今回の研修は、大きく3っのテーマ、軟組織造成(FGG)、上顎洞底挙上術(サイナスリフト)、自家骨移植(下顎枝骨採取)があり、それぞれレクチャーの後、デモンストレーション、そして2人一組の実習という構成です。 いよいよ研修がスタート!!
入ってびっくり、凄い施設です。 ここは、ircadというフランスの世界最先端外科手術センターと提携した、アジア唯一の施設との事。 入り口のホールには休憩場所があり、そこにはコーヒーメーカーやソフトドリンンクのフリードリンク(3名の従業員常駐)、サンドイッチ等の軽食、ケーキやフルーツが並んでおります。 その場所で昼食も頂くのですが、ビュッフェスタイルのランチは日本人好みの味(パクチーが苦手な方もいらっしゃいましたが)で、○シガンとは大違い。 今回の研修で中華大好きな私は、食事の面での苦労が全くありませんでした(^o^) さらに、講義室も最新の設備。 個々の席にマイクが設置され、マイクボタンを押すとカメラが顔をとらえてメインスクリーン横のモニターに映し出される仕組みがあり、メインスクリーンを見ながら、演者と質問者の顔も見る事が出来るシステム。 素晴らしい。 また、プロジェクターも顔よりも大きなレンズで、デモを撮影するクルーもTVのプロを招き入れているとの事。 内視鏡から映し出される映像は、ブレもなくキレイでとても見やすい。 事前の準備、そして訓練されている事がヒシヒシと伝わります。 最初は軟組織造成(FGG)。 通訳が入るため、睡魔が断続的に襲ってきてしまいますが、ちょうどいいタイミングで講義とデモの合間に休憩が入ります。 コーヒーで瞼を引き上げ、今度はデモ映像を見ます。 これから行う手技を一通り拝見し、休憩後いざ実習室へ。
実習室へは、用意してくださったディスポの処置着、帽子、マスク、靴カバー、そして外科着を着込み、感染対策も万全で入室。 完全にオペ室です。 個人用ロッカーも完備。 この様な配慮もうれしい(^o^) 今回定員30名というのは、スペース的に30名しか受け入れられないという事でしたが、50名でも入る様なゆったりとした配置でした。 2人1組の15組編成で、私のパートナーはT先生。 その1組に対しサポートの先生1名と2組に1名指導医の先生が付いて下さいました。 実習スペースには無影灯、エンジン、超音波切削機器、サクション等、ここですぐにでもOPE出来そうな感じです。 備え付けのPCにCTの断層像が映し出され、ステップごとに指導員からのチェックを受けます。 本当に凄い設備。 補綴医の私には立位のオペ実習がキツかったのですが、それでも本番さながらの処置を行い、スムーズに終了。 私とT先生は、何度もこの手の実践をこなしているため、早期に終了し退室。 この様な実習に慣れていない方や、臨床未経験の方のため、最初は時間を長く設定している様です。
何から何まで凄いですねぇと感想を述べつつ、昼食のビュッフェへ。 美味しそうな料理が並びます。 同行して頂きました事務局のTさんと共に舌鼓。 美味い。 食後には業者展示を見たり、実習から戻られた皆さんと感想を述べ合い集合写真を撮影、良い頃合いで昼休みが終わりました。 さぁ午後の講義スタート!!
午後は上顎洞底挙上術(サイナスリフト)の講義。 冊子として配られますレジュメを拝見し丁寧な講義を受け、休憩を挟みデモ開始。 普段私が行う臨床手技との違いを確認しながら、安全に行うための手技を頭の中でシミュレーションしつつキレイなデモを拝見します。 デモ中に新たな見解があったため、後々質問しようとメモを取ります。 そして休憩後、実習室へ。
上顎潼底挙上術の実習を終え、1日目が終了しました。 その後、懇親会が行われます日本料理屋へ移動。 台湾の先生方との交流予定でしたが、なぜか部屋がセパレートされてしまい、いつもの宴になってしまいました。
かなりハイテンションで1日目が終了。 台湾式のマッサージがオススメとの事でしたが、ここに来て睡魔が襲ってきたため、翌日に備えて就寝する事にしました。 部屋へ戻ると寒い。 エアコンの温度を最高にしても寒い。 後に伺うと、台湾には冷房だけで暖房が無いとの事、エアコンの電源を切るのが正解。 半身浴中に眠ってしまい、危うく溺れる所でした。 あっという間に就寝。
2日目の朝は、5時に目が覚めました。 外に出てホテル前を散歩しますが、まだ暗く寒い。 部屋へ戻り半身浴、そして余裕を持って朝食を食べることが出来ました。 充電完了(^o^) 7時に研修施設へ出発。 2日目午前は、自家骨移植(下顎枝骨採取)です。 自家骨移植はKr.に大きな侵襲が加わります。 しかし、超音波切削機器が発達したため、侵襲はかなり軽減された様です。 講義にて切開線の位置、骨採取の範囲等を学び、休憩後デモ、そして実習へ。 この実習だけは時間ギリギリになってしまいました。 難しい手技を練習する事ができましたので、ほっと一息。 昼食後は、フリーの実習。 ○シガンでの実習と違うのは、敬意をこめて行っているコースのため、終了後マテリアルやスクリュー、メンブレン等をすべて除去し、再度縫合する所です。 手を合わせ実習終了。 素晴らしいコースでした。
研修終了後の食事の席でI会長より、今回の研修に関し台湾全土から優秀な歯科医が集結、半年前から準備を重ねてくださったコースだったと伺いました。 確かに、あそこまでお気遣い頂けるコースは世界中を探しても見当たらないでしょう。 時差が無いのも魅力です。 翌日からの診療にも支障がありませんでした。 会員の皆様、次回の参加を「強く」お勧めいたします。 今後、インプラントの技術を高めるため、特に上顎洞底挙上術をマスターしたい方は、京セラマスターコース、台湾研修、オペ見学の順で講習参加されますとスムーズに臨床応用が可能になるのではと考えます。 次回開催は、2016年の予定。 IPOI学会の先生方、FAXが届きましたら、すぐに申し込まないと満員になる事間違い無しですよ(^o^)/
8:30にホテルを出発した帰路は、順調そのもの。 行きもこのくらい順調なら申し分無かったなぁ。 23:30自宅に無事到着。 年末の時期に歯科医院を空け、スタッフには頑張ってもらいました。 みんな、ありがとう!!
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